動Movement
何のために生まれてきたのだろうか、
生きる意味は何なのだろうか、と
頭のなかで必死に考えても、答えは永遠に出てきそうにありません。
自分の頭のなかで考えるのではなく、外にぶつかる。
外にぶつかると、何らかの事象が起こる。
その事象が波をつくり、人に伝わっていく。
そして、人の心が動く、震える。
その波が自分に帰ってきたときに初めて、
「生きる意味」の一端が見えてくるのではないでしょうか。
私は、「生きる意味」を実感したいからこそ、
これからも外にぶつかり続けたいと思います。
動 武田双雲『一日一魂』(清流出版、2010年、50-51頁)
